がん治療と食事について
2015年3月3日 8:04 PM
3月3日、桃の節句です。
暦の上ではどんどん春が進むのですが、きょうの松山は冷たい雨でした。
一昨日の話になりますが
例会は「がんの治療と食事」をテーマに勉強会を開催しました。
講師は四国がんセンター管理栄養室長の河内啓子さんです。
河内さんが繰り返し指摘していたのは
「『~なければならない』と考えないこと」でした。
体力を取り戻すために「食べなければならない」
元通りの食生活に「戻さなければならない」
バランスの取れた食生活を「しなければならない」
※※を「摂ってはならない」
・・・・・・自分や家族を縛り付けず「我慢せず、自分のペースで」が一番だそうです。
治療中の食事について悩みがあるときには
病院で「栄養士に相談したい」と言ってみるのも一つの方法です。
ネットや本で情報を探すのも悪くはありませんが
自分の治療法や副作用を伝え、一緒に考えてくれるのは、身近な栄養士だと思います。
さて、おれんじの会 次回勉強会のテーマは
「がん治療へのさまざまな支援」です。
高額療養費制度をはじめ、経済的な支援制度や
病院でのサポートなどについて勉強する予定です。