がん教育とは?
2016年12月5日 6:59 PM
この週末は、学びが続きました。
金曜、土曜は『がん患者学会2016』
そして、日曜は『がん患者カレッジ ~がん教育~』でした。
子どもたちへの、いわゆる「がん教育」については
一昨年から文部科学省がモデル事業を実施していて
各地での取り組みや、教材の作成が行われています。
その中で、わたしたち経験者も話をする機会があります。
何をどのように伝えるのか?
どういう配慮が必要なのか?
それを学び、意見交換をする学びの時間でした。
熱心に取り組んでいるNPO法人がんサポートかごしまと
全国がん患者団体連合会が共催して開催しました。
実際に数多くの学校で「いのちの授業」を実施している
三好綾さんから、たくさんの気付きをもらうことができました。
がん教育の主役は、子どもであることを忘れてはいけない。
患者経験者が自分を語ることが目的ではなく
あくまでも、子どものための場であり時間であること。
当たり前でありながら、つい忘れてしまいそうなこのことを
しっかり心に刻みました。
がん教育は、来年度からの本格実施を目指して準備が進んでいます。
わたしたちも、もう一度
子どものために何ができるのかを考えていきたいと思います。