声が届くこと
2017年3月4日 9:52 PM
きょうは、町なかサロンの特別企画で
胃がん患者さんとご家族のためのサロンでした。
講師は四国がんセンター院長の栗田 啓先生。
( ↑ 写真はwebで見つけたものです)
胃の働きから、治療法、後遺症が起こる仕組みまで
わかりやすくお話いただきました。
少人数でのサロンなので、自由に質問できます。
「術後の検査はどうすればいいでしょうか?」
「アルコールはいつから再開できますか?」
いろいろな質問が出ていました。
話題の中心になったのは、やはりダンピングなど後遺症のこと。
参加したみなさんが、それぞれの症状についてお話をするのを聞かれた先生が
「こんなに細かなことまでは、なかなか患者さんから聞かされないなぁ」と
おっしゃっていました。
医療者と患者、家族の相互理解が深まるのも
町なかサロンのいいところです。
診察室では届けられないわたしたちのしんどさや希望を
医療者に知ってもらえる場でもあるのです。