あるご相談に思うこと
2011年11月20日 9:30 PM
おれんじの会には、いろいろなご相談が寄せられます。
今回のご相談は、20年以上前の治療に関するご相談でした。
「医師の言葉を信じて治療を受けたが、ひどい後遺症が残った。そのときの治療が正しいものだったのかどうか真実が知りたい。手助けをしてほしい」という内容でした。
私たちの会では、医療ミスに関わる問題についてのご相談はお受けしていません。
今回のケースも、お力になることはできませんでした。
難しい話だと承知の上で、それでも何か方法があるのではないかとご相談をしてくださったとのことで、「ご面倒をおかけしました」と言って電話を切られました。
患者・家族会として出来ること、できないこと、すべきことと、してはいけないことを見極めるのは大事なことです。
感情だけで、見誤ってはいけないと常に心がけています。
でも、ご相談くださった方の辛い症状のことが頭から離れない一日でした。