医療者向け緩和ケア研修
2017年3月20日 9:37 PM
あたたかな三連休でした。
土曜、日曜の二日間は医療者向けの緩和ケア研修会に
オブザーバーとして参加してきました。
これは、国のがん対策の一つとして
がん診療連携拠点病院が主催して行っているものです。
愛媛県内では年間8回程度開催されています。
医療用麻薬の使い方や、精神症状などの医学的なことに加え
患者とのコミュニケーションの取り方についても
ロールプレイなどを行いながら学ぶプログラムで
2日間15時間に及びます。
この研修に患者・家族の視点を取り入れることが決まり
これまでは、当事者が経験を語るDVDを使った研修が行われてきましたが
今回の研修では、当事者がオブザーバーとして参加し
その場で語る機会をいただきました。
痛みや辛さをうまく伝えられない患者の思い、
だからこそ何度も問い掛けて、
言葉にできない思いを聴きとっていただきたいことなどをお伝えしました。
今回の受講者は、医師を中心に約30人。
あすからのそれぞれの医療現場での患者・家族への対応に
活かされることを願っています。