母子で語り合うのは難しい?
2011年9月8日 9:53 AM
伊勢市へ行ってきました。
地理音痴な私は、あの伊勢神宮と伊勢市が結びつかず、出発数日前になってようやく気付いたという始末。
残念ながら、時間がなくて入口まで行っただけでしたが、やはり何か人の心を鎮めてくれるパワーがあるような気がします。
最近、女性を対象に子宮頚がんの話をさせていただく機会が増えています。
そこでよく訊かれるのが、「娘にワクチンを打たせた方がいいでしょうか?」という質問です。
私の答えは「ワクチンという部分だけ切り取って考えないで、娘さんの人生、お母さんの人生、どうやっていのちに向き合っていくかをよく話し合うところからスタートした方がいいのではないでしょうか?」と申し上げています。
ほとんどのお母さんは、この答にがっかりされます。
ワクチン接種に対してのyes、noの答えがほしいんですよね。
そして、思春期を迎えている娘さんと、面と向かっていのちの話をするのが難しいのが現実なのでしょう。
子どものいない私が言っていることは理想論なのかもしれません。
でも、やはりワクチン接種に簡単に逃げないで、女性のカラダのことやいのちの事に一緒に向き合って、そのうえで選択してほしいと思うのです。