子どもたちの思いにこたえる
2011年8月29日 10:58 PM
室伏選手、金メダル!
やった~!
金メダルが決まったときに、選手が持っていた日の丸の寄せ書きに、被災地域の学校の生徒さんからと思われる文字がありました。
「ぼくたちはあきらめない」
たしか、こう書いてありました。
室伏選手は、子どもたちの思いに応えたんですね。
さて、国のがん対策の一つとして小児がんへの取り組みが強化される見込みです。
現在、その議論が進んでいます。
以前にもこのブログで書いたことがあったと思いますが、子どものがんは、以前と比べて治療成績が格段に向上し、多くの子どもが厳しい治療を耐えて元気を取り戻し、社会へ羽ばたいていっています。
しかし、成長期に強い治療を受けたことにより、長い時間が経ってからさまざまな後遺症に悩まされることが少なくなく、就職や結婚などで差別を受けることもあると聞きます。
そうした課題はこれまで取り上げられてこなかったのですが、ようやく総合的に国をあげて取り組むことになります。
「あきらめない」
そう思いながら歯を食いしばって病気と向き合っている子どもたちが、今夜も全国の小児科病棟に、自宅にいます。
闘いぬいた彼らをしっかり応えていくことは、国の大きな役目です。