地域医療って?
2011年8月11日 11:13 PM
きょうも暑い一日でした。
松山では、きょうから3日間「松山まつり」が行われています。
さて、きょうの愛媛新聞社説はとても興味深い内容でした。
復興と地域医療について書かれています。
記事によれば…
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国の復興基本方針では、「地域包括ケアを中心とした地域づくり」を掲げている。
これは、地域の医療資源を集約、連携し、在宅医療を推進して支え合うというもの。
この理念は、「住み慣れた地域で、病を得ても安心して暮らせ、最期を迎えられる」街づくりにつながる。
そのことを、医療者だけでなく行政と住民が理解し、協力して取り組まなければ、日本中の地域医療は崩壊する。
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これは、がん医療にもそっくり当てはまります。
都市部の医療機関でお任せで治療するということは、もはやあり得ない話です。
大病院での入院期間は短縮化され、患者・家族は、地域の医療資源を活用して長い病気との向き合いを設計していかなければなりません。
そのことを、行政と、患者予備軍とも言える一般住民が共に考えていく。
それが求められています。
8月11日付け愛媛新聞社説は http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201108114823.html