『僕はガンと共に生きるために医者になった』
2018年3月7日 12:55 AM
深夜0時30分。
眼の病気が見つかってからは
あまり遅くまで仕事を続けないようにしているのですが
今夜は、気が付いたらこんな時間。
ある資料を作る仕事をしています。
そのために1冊の本を読み返しました。
愛媛県出身で、大洲市の病院で勤務していた稲月明先生の著書です。
タイトルにもあるとおり
41歳で肺がんが見つかり、翌年に亡くなられました。
病気が見つかってから開設したホームページの内容を中心に
まとめられたものです。
先生の病気が見つかったのは2001年。
ちょうど、わたしも闘病中で
ホームページをむさぼるように読んでいたものでした。
17年が経ち
治療法や、医療をめぐる社会背景などは大きく異なりますが
家族への思い、患者としての不安などは
いまも変わりません。
先生が残してくださったメッセージを
次の時代の医療を担う方々に伝えていければと考えています。
先生、力を貸してください。