NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

こころを強くしてくれるもの

2011年7月18日 9:05 PM

3日間の東京出張から戻って来ました。
台風の影響を考えて1本早い便に振り替えたら、窓側の席になりました。
普段は常に通路側でずっと寝ている私にとって、外を眺めるのはずいぶん久しぶりです。
降下しながら見えてくる瀬戸内海は、やはりとても美しい風景でした。
しまなみ海道の橋も見えるということを初めて知りました!
ちょっと得した気分でした。

今回の出張は「がん政策サミット」への参加のためでした。
日本医療政策機構が定期的に開催していて、今回で5回目です。
参加するのは、政治家ではなく、全国各地でがん対策に関わっている患者・家族です。
自分たちの経験を活かし、今後のがん対策をより良いものにするため何が出来るのかを学ぶ会議です。

今回は、幅広いテーマでセッションが企画されていました。
まず最初は「大震災から学ぶこと」と題したシンポジウム。
実際に被災した患者さんからの報告は、今後私たちが備えるべきことの示唆に富んだ内容でした。
後日、詳しく紹介させていただこうと思います。

他に、全国各地での好事例の報告や、国の基本計画見直しについてのディスカッション、思いを政策に繋げるための手順を学ぶワークショップなどを通して、3日間ビッシリ学びました。

ヘトヘトになるようなハードスケジュールですが、終わったときには大きな充足感があります。
それは具体的な学びももちろんですが、全国の多くの仲間(今回は約80人参加)のエネルギーに触れて、刺激を受け、元気をもらえるからです。

みんな、資金難や組織運営の難しさ、治療や仕事との両立で悩みながらも、後に続く仲間のためにがんばっています。
よし、私もという思いになります。

最終日の朝には、日本女子サッカー世界一というビッグニュースもあり、気分は上々!
カラダはくたびれていますが、こころは満タン!!

 

 
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