在宅医療をささえる
2011年6月13日 10:41 PM
きょうは、ベテル病院で開かれた在宅医療を考える勉強会に参加しました。
講師は、松山市内で在宅を中心に24時間対応の薬局を経営している中矢孝志さん。
担当している在宅の患者は500人を超え、その1割は厳しい段階に入ったがん患者だそうです。
病状によっては急な処方もあり得るため、365日24時間対応です。
勉強会に参加していたのは訪問看護師や医師など。
症状に応じて急に処方が変更されたとき、その情報を薬局と訪問看護ステーションがどう迅速に共有するか?
細かな対応をするため、薬剤師と訪問看護師がやり取りできる体制は?
煩雑な医療用麻薬の取り扱いをどうするか?
さまざまな意見が出されていました。
今回の勉強会の一番のテーマは、ネットワーク化。
在宅医療の資源がうまくつながることこそが、患者・家族の安心のもとになります。
こうした取り組みがますます広がることを願っています。