病院と町なかサロンの連携
2019年1月25日 8:14 AM
町なかサロンが開設されたのは2012年の夏。
愛媛県から補助金をいただき
わたしたち愛媛がんサポートおれんじの会が運営しています。
2012年当時、病院内で患者や家族が語り合う「サロン」が
多くの医療機関で開かれていました。
そのほとんどは月に1回程度の開催で
「タイミングが合わなくて行けない」
「診察日でなければ、病院へは行きづらい」などの声を聞き
便利な場所で、常に開いているサロンの必要性を感じるようになりました。
そして、県が補助金を出してくれることになりました。
22日(火)に、町なかサロンに
病院の相談支援を担当している方に来ていただき
実際にどんな場所で、どんな活動をしているのかを知ってもらう
「見学会」を開催しました。
愛媛県がん診療連携協議会 相談支援専門部会の
正式な取り組みとして開催し
県内のがん診療連携拠点病院などから15人の方が参加してくださいました。
若年世代や、家族、遺族などのサポートは
なかなか医療機関だけでは手が回りにくく
連携して対応していくことの大切さを
病院関係者とピアサポーターとで確認することができました。
専門家による問題の解決と
わたしたちの共感。
この”2つの手”が、役割分担をし
補い合いながら
しんどさを抱えている人を支えていけるように。
愛媛モデルとして、一層進めていきたいと思っています。