「病気を見ないで、その人を見てほしい」
2019年2月4日 9:49 PM
立春。
松山はポカポカ陽気で、日中は久々に暖房のスイッチを切りました。
昨日の活動報告。
愛媛新聞社と四国がんセンターなどが主催して
患者や家族への理解を深めるためのセミナーが開かれました。
新聞社が展開している愛giverプロジェクトの一環。
掲載記事はこちら
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201902040157
腎細胞がんの治療を受けた、はんにゃの川島章良さんや
おれんじの会会員の三好英理さん、
四国がんセンターの医師が登壇してディスカッションが行われました。
この中で、三好さんが語った言葉。
「病気になる前は出来ていたのに、副作用で出来なくなったことがある。
それを認めるのはつらいこと。
でも、周囲に理解してサポートしてもらうには
まず、自分が認めなければならない。
そこを乗り越えることが、復職へ向けて大事にしたこと」
「病気を見ないで、その人自身を見て欲しい」
多くの患者が共通して感じることを
メッセージにして伝えてくれました。
病気も含めて、「わたし」を見て欲しい。
厳しい病気に向き合った人すべてが
「わたし」として生きていくことができる社会になりますように。
それが愛giverプロジェクトの願いでもあります。