医療の道を志す人へ
2019年4月12日 9:22 PM
新緑の季節がやってきました。
あちこちで、きらきらと輝くような緑色を見かけます。
人間の世界も、新しいことが始まる季節。
毎年4月に、愛媛県立医療技術大学の臨床検査学科で
4年生になった学生の講義を1コマ担当させていただいています。
今年は、9日に担当してきました。
臨床検査技師の中には
直接患者と接する仕事に就く人もあり
患者・家族の声を聴いて学んでほしいという要望を受けて
担当するようになりました。
グループワークでは、
検査室で自分が担当する患者とのやり取りについて
「何を、どう伝えるのか?」を考えてもらいます。
検査の必要性や、今後の見通しなどについて説明することに一生懸命になり
患者の不安や、しんどさが置き去りにならないように。
伝えたことが、心のどこかに引っかかって
いつか、臨床の現場で思い返してくれることを願っています。