国のがん対策
2011年3月28日 10:25 PM
きょうは、国のがん対策推進協議会を傍聴してきました。
文字通り、国のがん対策を検討する重要な会議です。
医師、保健行政の担当者などとともに患者・家族、遺族の代表も委員として参加しています。
こうした公式な検討の場に当事者が参加し当事者の視点からの声をあげる必要性、重要性を唱えたのは山本孝史参議院議員だったと聞いています。
山本議員自身ががん患者で、「がん対策基本法」制定を強く推進した方でした。
山本議員の命がけの取り組みのおかげで、患者、家族は自分たちの経験を基に、提言し、改革する機会を与えられたのです。
きょうが今期の委員の最後の会議でした。
専門家に囲まれ公式な場で発言することのプレッシャーは大変なものだったと思いますが、多くの仲間の声にならない声を伝えようと懸命だったことを知っています
おつかれさまでした。
来月からは、新しい委員がたくさんの患者・家族の思いをつないでいきます。