仲間がいるということ
2019年10月28日 8:12 PM
朝晩は肌寒さを感じるほどになりました。
ご近所のハナミズキも、真っ赤に色づいた葉っぱが舞い落ち始めています。
さて、昨日は
おれんじの会に所属するピアサポーターが集まっての
事例検討会でした。
ピアサポート活動の中で、対応が難しかった事例について
個人情報を除いた形で検討します。
どの活動でも、毎回心を砕いて対応にあたっていますが
振り返ると
「あれでよかったんだろうか?」
「もっとできたことがあったのではないか?」と思うことはしばしばです。
それらについて、意見交換し
これからの活動に役立てていくことを目的としています。
もう一つの目的は
ピアサポーター自身のしんどさを、お互いにサポートし合うこと。
患者・経験者として、家族として
大切な人を見送った経験者として
「ひとりじゃない」ことを確認し合い、チカラを得るのも
大事なことです。
昨日は、あるピアサポーターが炊いた”栗ご飯”を
みんなで分け合っていただきました!
治療を受けていた頃、
退院して、家の窓から外を眺めながら感じた
どうしようもない孤独。
仲間に会いたかった。
いま病気に向き合っている患者さんやご家族
そして、大切な人を見送った方が
同じ経験をした人に会いたい!と思うときに
側にいる。
そのことを大事に、これからも活動を続けていきます。