第155回例会を開催しました
2021年11月21日 7:29 PM
松山では、きょうも最高気温が20℃を超えたようです。
街の紅葉も美しく、気持ちのよい一日でした。
おれんじの会は第155回例会。
NHKの「きょうの健康」や「あさイチ」にもたびたび出演されている
島根大学の大野智先生にオンラインでご講演いただき
補完代替療法を例に、がん医療でのコミュニケーションについて学びました。
医療の場でのコミュニケーションで大事なのは
「誰に」「どうやって」
自分の不安や希望を伝えるか。
「誰に」は、主治医だけでなく
看護師や薬剤師、心理士などの医療者はもちろん
がん相談支援センター、患者団体など。
一人で抱え込まず、誰かに伝えて
冷静に判断できるよう助けてもらうこと。
「どうやって」は、
例えば、何かのサプリメントを検討しようとするときに
「なぜ、それを選ぼうと考えたのか」その理由まで伝えることが
大事だとのお話でした。
「食事が取れなくて心配」
「免疫力を上げたい」…など
自分の思いをしっかり伝えることから
コミュニケーションは始まります。
自分らしい選択をして、納得して治療を受けるために
「誰に」「どうやって」。
明日から実践できる工夫を教えていただきました。
ちなみに、大野先生が出演されたNHKEテレ「きょうの健康」は
12月30日にアンコール放送の予定とのことです。