「どう暮らしていきたいか?」高齢者のがん治療の選択
2022年4月11日 1:16 PM
初夏のような気温だった昨日、
おれんじの会第159回例会を開催しました。
高齢者のがん治療について学びました。
講師は、四国がんセンターの橋根勝義先生。
高齢者のがん治療で
どういうメリットがあり、どういうデメリットがあるのか
少しずつ研究も進んできているそうです。
また、身体機能や認知機能などを客観的に評価し
それに基づいて治療法を検討することも
今後進められるとのお話でした。
その上で、橋根先生が繰り返しお話されていたのは
・年齢を重ねると個人差が大きいこと
・どういう暮らしを送りたいのかを主治医につたえること
この2点でした。
趣味や仕事をしっかり頑張るために治療を続けたい。
生活の質を保ちながら、つらい症状だけ抑えていきたい。
まずは、自分の希望を伝え
主治医や看護師などの医療者と話し合っていくことが
何より大事なことといえるのかもしれません。