子宮頸がん患者は悪者か?
2010年10月26日 11:13 PM
きょうは神戸のある高校で子宮頸がん患者としての体験を話してきました。
若い世代に増えている子宮頸がんについて正しい知識を持ってもらうのが目的。
ドクターの講演と私の体験談を、1000人を超える女子高校生に聞いてもらうという企画です。
私のような思いをしてほしくない。
そう考えて自分の体験を語り続けています。
私が、若い世代に知ってほしいと思っているもう一つのこと。
それは、健康であることだけが幸福ではないこと。
がんという病気に向き合う人へのあたたかな視線を忘れないでほしいこと。
そのことを知ってもらうのはとても難しいと痛感した一日でした。
とても悲しく悔しい日でした。
でも、だからこそ私は語り続けていかなければならないと思っています。
子宮頸がん患者は悪者ではないのだということを。