てかがみ
2010年10月19日 9:25 PM
締め切りを1週間以上過ぎてしまった原稿を提出し、ちょっと一息です。
きょうは「てかがみ全県大会」でお話をさせていただきました。
「てかがみ」というのは愛媛新聞の女性限定投稿欄のことです。
投稿する方々の年に一度の交流の場として、全県大会が開かれているそうです。
会場には160人あまりの参加者。
人生の大先輩の方々ばかりで、いつもとは違う緊張感を覚えながら、自分の病気のことやリレーフォーライフの事などをお話させていただきました。
終了後何人かの方が話しかけてくださいました。
その中のお一人が、亡きご主人の闘病の日々と旅立たれた後のことを詠んだ短歌集をくださいました。
勝手にご紹介するお許しを頂いていませんので、残念ながらここに掲載することができませんが、すべてが心を打つ歌ばかりです。
告知を受けたときのショック、入院生活を支えてくれるナースの笑顔、苦しい闘病、そして悲しい別れとその後の孤独。
最後は、天国でのご主人との再会までを凛と生きたいという歌で締めくくられています。
父を亡くしたとき、母もこんな思いだったのでしょうか。
その悲しみを少しも思い遣ることの出来なかった自分を悔やむ夜です。