NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

伴走者

2010年10月2日 9:21 PM

雨の音が聞こえています。
予報では今夜から明日にかけて雨。
高知でリレーフォーライフが開かれています。
ひどく降りませんように。ルミナリエの灯が消えませんように。

きょうも相談の電話が続きました。
お一人は東予にお住まいの方から。
病院で、おれんじの会のカードを見つけ電話してくださったとのことでした。
治療への不安、家族になかなか理解してもらえない寂しさ、孤独。
時々涙声になりながらの電話でした。
あすの例会に来て下さるようにお伝えしました。

もうお一人は、友人ががんで厳しい治療を控えているという方から。
何とか力になりたいという思いがひしひしと伝わってきます。

痛みは、本当に十人十色です。

さて、きょうは嬉しいお知らせがあります。
愛媛新聞で連載されたがん関連の記事が、ファイザー医学記事賞を受賞しました。
医学・医療分野での優れた新聞記事を表彰するもので、135点の中から審査で選ばれた6つの記事のうちの一つ。
早瀬昌美論説委員が執筆した「がん患者学講座『伴走者』からの伝言」で、去年11月から12月にかけて連載されました。

がん患者の『伴走者』として共にあることを目指す医療者たちを描いた力作で、印象的な写真と共に覚えている方も多いでしょう。

この連載に限らず、早瀬記者のがん関連の記事を貫いているのは、患者へのあたたかなメッセージだと感じています。
この情報は患者・家族に役立つか?
考えるキッカケになるか?
勇気を与えるか?

紙面を通じて私たちに情報をもたらし、慰め、勇気を与えてくれた早瀬記者に心からのお祝いと感謝を申し上げます。
おめでとうございます。ありがとうございます。
たくさんの記事こそ『伴走者』です!

 

 
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