テレビの限界
2010年9月18日 9:50 PM
夜が涼しくなったおかげでずいぶん身体が楽になった気がします。
でも、そのぶん日中との気温差が大きく体調管理が難しい季節です。
先日お目にかかった新潟の病院のドクターは、風邪を引いた患者さんがじわじわ増えているとおっしゃっていました。
油断しないように気をつけましょう~。
さて、今夜テレビで乳がんについてのQ&Aを放送していました。
視聴者からの質問に専門家が回答する形式でした。
「ホットフラッシュで困っている」という質問に「いずれ治まりますから。着る物などで工夫してください」
…そりゃあそうなんですけどね。
脱毛への対応として、帽子の作り方を紹介するコーナー。
「着なくなったお洋服などを再利用するといいですね」
…きれいな布で作りたいというのが、患者のせめてものオシャレ心なんだけどなぁ。
ちょっと意地悪な見方だったかもしれませんが、何だか違和感が拭えませんでした。
健康(に見える)司会者と医療者だけで進めるから違和感があるのでしょうか。
こういう情報を伝える番組にも、経験者が登場して「そう、ホットフラッシュって辛いですよね。」という共感の一言や、帽子に込める思いを語る場面があってもいいのに。
そう思いながら、チャンネルを変えてしまいました。