出張での収穫
2010年9月15日 10:33 PM
雨の夜になりました。
おかげでずいぶん涼しく、久しぶりにクーラーはお休みです。
昨日、きょうと東京で会議が続きました。
きょうは、来月行われる癌治療学会のシンポジウムの打ち合わせでした。
癌治療学会は、日本の医学系学会の中で初めて患者関係者に門戸を開いた学会です。
去年から正式に参加できるようになりました。
今年の学会の中にも、患者関係者が参加するプログラムがいくつも用意され、その中の一つが「がん難民を救うために」というテーマのシンポジウムです。
私を含め4人のサバイバーが、医療者と共に登壇することになっています。
「地域におけるがん医療」「相談支援体制の強化」「経済的負担と就労問題」「開発研究の促進」の4つのテーマで議論を展開します。
どれもさまざまな問題を抱えています。
当日、フロアも交えてどのような意見が出されるか、登壇者の一人としてはかなりプレッシャーでもあり、また期待するところです。
医療者を交えての打ち合わせの後は、4人のサバイバー、事務局スタッフとでコーヒーを飲みながらの意見交換。
国の予算、代替補完医療、当事者が発言することの意味など話題は尽きず時間の経つのを忘れて盛り上がりました。
出張は体力的には負担ですが、こういう収穫は他で代えられないものなのです。