介護経験から生まれたもの
2010年8月14日 8:29 PM
厳しい暑さによるダメージが表れてくる時期です。
入院中の母の病院へ行ったら、何だかバタバタしていました。
聞いてみると、若い看護師さんが倒れたとのこと。
痙攣を起こし、一時は意識がなかったそうです。
3人の小さな子どものママでもある看護師さん。
いつも母に声掛けをしてくれていました。
どうか早く回復されますように。
さて、いつかこのブログで紹介しようと思っていたものです。
ティッシュケースです。
会員の女性が手作りしてくださったものです。
特徴は、画面右の方に付いている取っ手。
これはボタンで取り外しができるようになっています。
病院のベッドで寝たままティッシュを取るために、ベッドの柵に取り付けられるよう工夫されたオリジナルです。
このティッシュケースを作ってくださった方は、長年夫の闘病を支えた経験をお持ちです。
経験から生まれたアイディアグッズです。
夫はコーヒーが好きで、街の喫茶店に出掛けることが気分転換だったそうですが、車イスを使うようになってからは少しの段差がバリアになり出掛けられる場所がほとんどなくなってしまったそうです。
治療で身体の自由がきかなくなっても、気兼ねなく訪れる場所が必要との思いから、ご自宅をサロンとして解放なさっています。
前もってお願いすれば、手作りのケーキをごちそうになることもできます。
あたたかな心が一針一針に込もったティッシュケース。
ご希望の方はおれんじの会までご連絡ください。