緩和医療学会にて
2010年6月20日 8:33 PM
東京の国際フォーラムが会場です。
この学会は看護師の参加が多いのが特徴です。
厳しい勤務の中で研究をし、その成果を発表し、更に学ぼうという姿を見るだけでも励まされる思いでした。
いくつも収穫はありましたが、大きかったのは小澤竹俊先生にお目にかかれたことでした。
小澤先生は横浜で在宅ホスピスに取り組んでいて、その様子をNHKの番組で見て以来、一度お話を聞きたいと思っていました。
小澤先生がポスター発表なさっていた内容は「援助とは?」
先生は「援助とは、相手の支えを強める(育む)こと」と言っています。
では、支えとは何か?
①将来の夢 ②支えとなる関係 ③自分で決める自由
患者さん・家族の「支え」は何かをキャッチし、それを”励ましではない方法”で援助する可能性などについての発表でした。
援助者(医療者、家族など)はどう支えればいいのか?
「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい」ということを徹底的に意識すること。
このブログでの紹介はここまでにします。
小澤先生の取り組みなどについてはhttp://www.bekkoame.ne.jp/~ta5111oz/ をご覧になってください。
学会2日目の収穫は、また明日に。
私の体調についてみなさんからご心配をいただいていて恐縮です。
今回の東京出張で、何だかずいぶんエネルギーを注入され出発前より元気になっていますのでご心配なく!