きぼう
2010年4月17日 8:43 PM
久しぶりによく晴れて暖かな一日でした。
きょう(4月17日付け)の愛媛新聞「地軸」をお読みになったでしょうか?
「希望の言葉を贈りあおう」第3集(清流出版)が紹介されていました。
この本は、病気など厳しい状況にあるときに支えとなる言葉を集めたもので、アグネス・チャンさんや茂木健一郎さんなどの著名人の言葉と共に、一般の人から応募のあったものも掲載されています。
詳しくはhttp://www.seiryupub.co.jp/books/2010/04/post.html
この中に、愛媛に住む女性の言葉も選ばれ掲載されています。
乳がんと向き合う44歳の母の言葉です。
「ごめんね。きづかなくて。
あなたも小さな戦友だったんだね。
私と一緒に戦ってくれてたんだね。ありがとう」
彼女は再発したがんの治療のために抗がん剤治療をずっと続けています。
治療後3日間は副作用で何も出来ず「私の1週間は4日だけ」と言います。
もう止めにしたいと思うことも何度もあったそうですが、娘のために生きていなければ!という願いで闘い続けています。
あーちゃん、あなたのママは勇敢で優しくてステキな女性です。
これからも一緒にね。
愛媛新聞「地軸」の最後にこう書いてありました。
「『希望』は宇宙にも、すぐ身近にもある。
今日も空を見上げ、懸命に病と闘う多くの人の心に届いてほしい」
この記事こそが、孤独に病と向き合っている人に「きぼう」を届けてくれたと思います。