花に嵐
2010年4月1日 11:53 PM
外は強い風が吹き、時折雨の音も混じって聞こえます。
ふと「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」というフレーズが思いだされました。
きっと誰でも一度は耳にしたことがあるでしょうね。
果たしてだれの言葉でどんな意味があるのか、ネットで調べてみました。
晩唐の詩人の詩を井伏鱒二が和約したものだそうです。
嵐の前に散っていく桜に、いつかは終わりのくる人生を思い、だからこそいまこの時を大切に…。
大急ぎでネットで調べたところでは、そんな意味のようです。
松山の桜の名所のひとつ石手川沿いの桜はほぼ満開。
今夜、花見用に明かりが灯されてはいるものの荒天で誰もいない静けさの中で、ただ桜が風に揺れていました。
こんな風景を見られるチャンスはなかなかありません。
帰りのタクシーの中から千載一遇の機会に感謝しつつ花見をさせてもらいました。
幸せなひとときでした。