NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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人のことば

2010年3月23日 9:40 PM

高知へ行ってきました。
高知がん患者会「一喜会」の七周年記念講演会でした。

思い起こせば2年前、患者会を立ちあげるために最初に見学に行ったのが「一喜会」でした。
会場へ行って「あの~、愛媛から来ました…」と声をかけたところ、代表の安岡さんが「あ~よう来たねぇ。あんた昼食べたが?」と声をかけてくださったのでした。
緊張を解いてくれるこの一言に、患者会の極意をみた思いでした。
最初の出逢いが安岡さんだったからこそ、私も一歩踏み出すことができた気がしています。
安岡さんだけでなく、「一喜会」の方々はみなさんとてもあたたかく、昨日も楽しい一日を過ごすことができました。感謝です。

さて、楽しい気分で帰ってきたところ思いがけない電話がかかりました。
遠方に住む叔母(母の妹)からです。
「姉さん(つまり私の母)が亡くなったって?!」
聞いてみると、我が家の近所の方が叔母に電話をして母が死んだようだと伝えたというのです。
確かに母は長期の入院をしていてつい先日も肺炎を起こしましたが、死ぬような状況ではありません。
いったいどこからそんな噂が流れたのか、誰が言い出したことなのか…。
怒るというより、悲しくなってしまいました。

そういえば、私が抗がん剤治療で入院していた時に、友人だと思っていた人が私を幽霊呼ばわりしていたことがありました。

「他人の不幸は蜜の味」というそうです。
噂は面白おかしく人の間を流れていきます。
それが、誰かを深く傷つけるものかもしれないのに。

自分の口から出ることばが相手に対してどういう影響があるのか?
悲しい思いをさせるのか、勇気を与えるのか?
もう一度自分を戒めなくてはと思った出来事でした。

さぁ、「キング・KAZU」を紹介する番組が始まる時間。
大好きな三浦知良選手から元気をもらうぞ~!

 

 
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