がん患者1600人の声
2010年3月3日 10:12 PM
「がん患者・家族の経済的負担は大きく、からだとこころの痛みは解消されていない」
これは、日本医療政策機構が行った意識調査の結果です。
全国のがん患者団体に所属している患者・家族約1600人の声から明らかになったものです。
詳しくは http://ganseisaku.net/resources/siryou/index.html
自らもがん患者である国会議員山本孝史さんが、まさに命懸けで成立に力を尽くした「がん対策基本法」の成立から3年が経ちます。
この中には「がん患者・家族の苦痛の軽減」が文言として盛り込まれていますが、残念ながら実現には程遠い現状です。
1600人の声に、医療者、政治家はしっかり耳を傾けてほしいと願います。
愛媛では、現在開かれている定例議会に「がん対策推進条例」が上程されています。
きょうの代表質問でも、がん関連の質問が出されました。
誰にとっても他人事ではないがんの事を、さまざまな立場の人が語り合い、考え、行動に移していける社会への第一歩になることを期待しています。