NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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よしちゃんの思いを伝える

2010年1月30日 11:03 PM

きょうも『家族必携』問い合わせの電話は鳴りやみません。
深夜になり鳴ってもない呼び出し音が聞こえてくるような錯覚が…。

さて、きょうは午前と午後の2回がん関連の勉強会がありました。

まず朝は、松山市立素鵞小学校でPTAの方々を対象にお話をしてきました。
私自身の経験を語り、その後検診についての基礎知識と子宮頸がんについての情報提供。
そして最後には、おれんじの会で作成したDVD(会員の語りを収録したもの)を見ていただきました。
50~60人くらいだったでしょうか、寒い体育館での話にもかかわらず皆さんがとても熱心に聞いてくださいました。
特に、ご自分の娘さんたちが対象となる子宮頸がんワクチンについては身を乗り出して聞いてくださいました。

午後からは、地域での緩和ケアを考えるセミナーのシンポジウムに患者の立場で参加しました。
愛媛大学附属病院腫瘍センターと医療福祉支援センターの研究会として開催されたもので、医療関係者など100人余りが集まりました。
緩和ケアを切り口に、地域でがんに向き合うために何が出来るのかについて話し合いました。

きょうの2つの勉強会ともに、”よしちゃん”の思いを代わって伝えてきました。
「若いお母さん、がん検診を受けてください!」
「緩和ケアなどがんについて勉強することは、自分の人生を決定することです!」

よしちゃんが語らせてくれたメッセージが多く方々のこころに留まりいつか実を結んでくれますように。

 

 
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