ことばの力
2009年12月9日 8:31 PM
PCで「えびでんす」と入力し変換すると…「海老でんす」
笑えました。
そういえば、もうずいぶん前に、永六輔さんがこんな事を書いていらっしゃいました。
「癌って響きがよくない。たとえば”ぽん”だと印象が違ってくる。肺ぽん、肝臓ぽん。そう言われると気分が違うんじゃないか」
こんな内容だったと記憶しています。
身内にがん患者がいる永六輔さんだからこその発想です。
ことばの力ってありますよね。
ベテル病院は愛媛で初めての緩和ケア病棟を開設しました。
現在は病棟での看護に加えてがん患者の在宅医療にも力を入れています。
そうした取り組みを紹介するDVDを作成することになり、そのお手伝いをしています。
クリスマス礼拝の様子もDVDに収めるためカメラマンと一緒に参加したのです。
チャペルでの礼拝の後はキャロリングです。
職員やボランティアが賛美歌を歌いながらすべての病室をまわりプレゼントを手渡していきます。
♪もろびとこぞりて 迎えまつれ…
なじみ深いクリスマスソングの歌詞が院内に響きます。
宗教的な歌詞の意味の理解は別としても、クリスマスの歌には気持ちを浮き立たせてくれるものがあります。
とてもあたたかな雰囲気が広がっていきました。
ことばには力があります。