NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

2009年11月17日 10:22 PM

数週間前からご相談いただいていた乳がんの患者さんが、あす手術を受けます。
主治医からの情報提供が全く不足している中で治療法の選択を迫られ、更に事務手続きのミスが重なりました。そのたびに傷付きながら、それでも常に冷静で、厳しい状況でも前向きにいい部分を見るように努めてきた方です。
でも、きょう病院でお話を伺っていると、すーっと涙が…。
納得のいく説明が受けられないもどかしさや悔しさ、これからの不安が溢れ出たのです。

医療現場がいかに忙しく、医療者が自らの身を削るようにして仕事をしているのは理解します。
でも、どうして治療の場である病院で患者がこころを傷つけられ不安の中に置き去りにされるのか?
『がん』という生死に関わる病気に立ち向かうときに、納得いくまで説明を受け一緒に治療法を考えてほしいという患者の願いは、ワガママなのでしょうか?

 

 
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