何のために?
2009年11月10日 8:45 PM
松山は午後から雨が降り続いています。
夕方、入院中の母の所を訪ねました。
糖尿病患者の母は、新型インフルエンザのハイリスクグループに入るため予防接種の優先接種対象者だそうで、その申込書を提出して帰りました。
周囲にインフルエンザ患者がいないため実感が湧かなかったのですが、母がハイリスクだと改めて知らされると急に緊迫感が増してきました。
母のことは病院に委ねるしかなく、私は自分自身の管理をしっかりしなければ!
ここ数日、何のために患者・家族会の活動をするのかを自らに問いかける出来事が続いています。
例会、緩和ケアシンポジウム、電話相談、来年の計画…。
いったい、何のために私は活動をしているのか?
この問いかけは、他の患者・家族会のリーダーと話している時にも話題になることです。
リーダーという立場になると、どうしても運営や資金調達、人間関係など雑多な問題解決に時間とエネルギーを取られがちです。
その中で、「何のために」という本質を見失いがちになることもあります。
原点に立ち返らなければ!
「患者会が出来るのを、病気になった25年前からずっと待ってたんよ」と言ってくれた仲間が天国から見つめているはずですから。