髪が抜けるということ
2009年10月30日 7:23 PM
きょうは大阪でがん検診を呼び掛けるイベントに参加しました。
「がん予防キャンペーン大阪」実行委員会が主催するシンポジウム『これからの婦人科がん検診』で、体験者としての話をし、検診の重要性を訴えるものです。
100人ほどの参加者でした。それぞれのご家庭で食事をとりながら、がんの事を話し合ってくださることを願っています。
さて、先日NHKの「おはよう日本」の中でがん経験者が作る帽子が紹介されていました。
帽子に付け髪が取り付けられていて、かぶると普通に髪があっておしゃれに帽子をかぶっているように見えます。
生地にも通気性を持たせ、むれたりしないように工夫されているのは経験者だからこその発想です。
詳細はhttp://www.wishing-cap.com/ をご覧ください。
最近はウイッグにも医療用のものがあり、薬の副作用で敏感になっている地肌に配慮したものも扱われていると聞きます。
髪が抜けるというのは、二重三重に辛いものです。
容貌の変化はもちろんですが、そこまで厳しい治療をしなければならない現実の重さが思い知らされます。
そんなときに、おしゃれな帽子やウイッグがあれば大きな助けになります。
もっといろいろな工夫がされ、それが地方でも簡単に手に入るようになってほしいものです。