NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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骨髄移植

2009年10月16日 8:19 PM

きょうもよく晴れて、金木犀の木はオレンジに染まりました。

さて、あるご縁で白血病に関連するサイトを知りました。
http://www11.ocn.ne.jp/~shin0219/index.html
白血病の弟さんと、その治療のために骨髄を提供したお姉さんが2人で運営しているサイトです。

もう20年近く前、テレビで白血病の女性のドキュメントが放映されました。確か中堀由紀子さんというお名前だったような記憶があります。
彼女に残された治療法は骨髄移植。でも、その骨髄を提供してくれる人が見つからないという内容で、その時初めて骨髄移植のこと、無償で骨髄を提供するドナーの存在、それを登録する骨髄バンクのことを知りました。

やっと運営が始まったばかりの骨髄バンクに、早速私もドナーとして登録しました。
残念ながら提供の機会がないまま数年が過ぎました。
そして自分自身ががん患者になり4か月の入院生活を終えて退院した直後に、「適合する可能性の高い患者さんのために詳しい検査を受けてほしい」と連絡がありました。
「やっと誰かの役に立てる!」と喜びましたが、がん患者はドナーにはなれない、その資格を失っていると告げられました。
残念、無念。
もし、その患者さんに適合するドナーが私だけだったら?患者さんの治療の機会を、私の病気のために失わせたのだとしたら?
…当分の間落ち込みました。
あの時の患者さんは、今頃どうしているのかと気になっています。

 

 
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