美しさを感じる
2009年10月9日 10:17 PM
きょうは仕事で日本画家の松尾敏男さんにお目にかかりました。
83歳のお歳を全く感じさせないお元気さでした。
いまも一日に15,6時間はアトリエで筆を握っていらっしゃるそうです。
松尾さんは牡丹の絵を多く描いていらっしゃいます。
この花には特別な思いをお持ちだとのことでした。
昭和21年、焦土の東京、緑などない中で咲いていた牡丹の美しさに”いのち”の素晴らしさを感じたのだそうです。
がんのように重大な病気になると、自然の美しさがそれまでとは違って見えてくるものです。
私も病後は紅葉の素晴らしさ、桜の美しさが格別に感じられるようになりました。
松尾さんのお話を伺いながら、そんなことを考えていました。
台風がきて気温がぐっと下がってきました。
途端に何だか鼻がグズグズしています。
こんな時はしっかり寝てしっかり食べる!これですね。