ありがとう
2009年9月26日 9:05 PM
よしちゃんと最後のお別れをしてきました。
写真は、私たちの仲間Hさんが撮ってくれたお気入りの1枚。
窓辺で手を組んでにっこり微笑んでいます。
会場は、自分で決めておいた会館。
何もかも準備万端でしたね。
でも、こんなにたくさんの人が集まり、こんなにたくさんの涙が流されるというのは本人には想定外だったのではありませんか?
これまでにも、父親や友人を含め何人もの人を見送ってきましたが、今回は特別な感じがしています。
それは、よしちゃんがニコニコしながらずっと側にいてくれているような感覚です。
生きていた頃よりも、もっと身近に感じるのです。
喪失感よりもむしろ温かなものを感じるのは、出会ってからこれまでいっぱいの愛情をよしちゃんから受けてきたせいかもしれません。
…天国でこのブログを読みながら照れ笑いしているに違いない!
よしちゃん、あなたの生きざまは見事でした。
数えきれないほどの患者さんや家族を励まし、慰め、支えてきました。何人もの患者さんが、よしちゃんの言葉で勇気を得、立ち上がっていったことを知っています。
あらゆることに感謝し、常に明るく生き抜きました。
副作用で掌がひび割れ血が滲んでいるときでさえ、笑っていましたね。
残された私たちは皆「メソメソしてたら、よしちゃんに叱られるよね。笑おうね」と話し合っています。
数えきれないほどの勇気と愛情をありがとう。
心からありがとう。ありがとう。ありがとう。
天国から、先にいった仲間と一緒におれんじの樹の成長を見守っていてくださいね。