病院でのいもたき
2009年9月14日 9:30 PM
きょうは夕方から松山ベテル病院へ行ってきました。
毎年恒例の”秋のいも炊き”です。
病棟屋上の特設会場には灯りが点され、おいしそうないも炊きが届きました。
ホスピス病棟などに入院中の患者さんとご家族が集まってきます。
すっかり暗くなってからは三線の演奏も加わり、沖縄の唄などに手拍子が起こりました。
この演奏をしている方は、実は血液がんのサバイバーです。
治療を受け健康を取り戻してからは、音楽で患者さんを励ましたいとボランティアでの演奏を続けているそうです。
車イスやベッドのままで参加した患者さんたち。
「病室を出ると空気が違うよねぇ」と声をかけるご家族もありました。
わずかな時間でも病室を離れて、おいしそうな香りを嗅ぎ、音楽に耳を傾ける…このひとときが今夜のおだやかな眠りにつながってくれることを祈っています。