ママの入院
2009年9月7日 9:27 PM
きょう、私の友人が入院しました。
腫瘍が見つかり、それが悪性か良性かを見極めるための検査を兼ねた手術をするためです。
彼女には2歳の子供がいます。
ちょうど私と入れ違いに、父親に連れられて病室へやってきました。
もちろん病気や治療のことを理解できる年齢ではありませんが、異様な状況はわかるわけで、病室で大声で泣き出したり、冷蔵庫の中のものを取り出してグチャグチャにしたりしたそうです。
もう面会時間も終わりましたから、今頃は、ママのいない家でパパと2人で過ごしているはずです。
どうしていることでしょう?
おれんじの会の会員にも、若い母親がいます。
自分の病気のことよりも家の事、特に子供のことが気になります。
寂しい思いをさせている申し訳なさ、情緒不安定になることへの不安…。
でも、こんなケースがありました。
病室で心配している母親に、その夫が「大丈夫。病気に立ち向かっているお母さんの姿を子供は見てる。お母さんを立派だと思うだろうし、いのちの大切さを学ぶんだよ」と言ってくれたそうです。
他の母親も、入院するたびに子供が成長してくれる、と言っていました。
もちろん、いろいろな問題も起こってきて綺麗事では済まない話もあるとは思いますが、マイナスばかりではないはずです。
私の友人の息子も、きっと2歳なりに成長してくれることと思います。
ママも頑張るんだから、キミも頑張るんだよ!
大きくなったら、病院で大暴れしたことをみんなで笑い話にしようね。