医療者と語り合う
2009年8月19日 10:03 PM
きょうは、愛媛大学付属病院での学び合いサロンの日でした。
患者・家族と医療者とが自由に語り合い、より良いがん医療のための学び合いをする場です。
きょうは、まず麻酔科・蘇生科の坪田信三先生から、がんの痛みについてのミニレクチャーがあり、その話をもとに参加者でいろいろな意見を出し合いました。
患者は痛みをどう伝えればいいのか?
医療者はどうアセスメントするのか?
チーム医療で痛みに向き合うことの可能性は?など、とても活発に意見交換がなされました。
そして、結局はいかに医療者と患者・家族がコミュニケーションを取ることが大切かというところに行き着きました。
医師、看護師、教員、患者、家族がそれぞれの立場から意見を出し合い議論を深めていく。
こういう学び合いサロンは全国でも珍しい取り組みです。
1回が1時間半程度の短い会ではありますが、自由な議論の中からきっといいものが生まれてくると思います。
次回は9月16日(水)午後6時から、テーマは「患者の内なる力を引き出すには」の予定です。