お盆を前に
2009年8月4日 9:56 PM
暑さの厳しい日でした。
いよいよ夏本番!ですが、スーパーなどではお盆用のお菓子や墓参用具などが並んでいます。
もう来週はお盆なんですね。
おれんじの会会員の中にも、今年初盆を迎える方が何人もいらっしゃいます。
悲しみが新たになる季節です。
先日、県内にお住いの60代の男性からお電話がありました。
お連れ合いを3年前にがんで亡くされたとのこと。
同じような立場の方と話でも出来ればと思って、地元の役場で問い合わせたら、おれんじの会を紹介してもらったので電話をしてみたとのお話でした。
時間が経てば悲しみは薄れる、とよく言われることですが、家族を喪った悲しみは時間とは関係ありません。
会員の中には、三回忌を過ぎてから一層悲しみが増したという人もいます。
でも周囲からは、もう大丈夫でしょう?とか、悲しんでばかりいると亡くなった人も悲しむよ、などと言われてしまいます。
辛いことです。
泣く人と共に泣く。
そういう存在が側にいてくれるかどうか、これが悲しみを癒す一助ではないかと思います。