親友
2009年7月23日 11:02 PM
まずは訂正から。
昨日の記事で、次に日本で皆既日食が見られるのは46年後と書きましたが、正しくは26年後でした。
失礼いたしました。
さて、あすは久しぶりに親友に会います。
私と同い年の彼女は、14年前30歳の時に卵巣がんが見つかりました。
進行がんで当時のデータでは5年生存率20%以下でしたが、手術と抗がん剤治療を経て、いま元気にしています。
東京で彼女が闘病している間、私は何も出来ませんでした。
距離もありましたが、それ以上にどうすればいいのかわからず手も足も出なかった、出せなかったのです。
当時彼女が「暗い海の真ん中に1人放り出されたような孤独と恐怖」と話してくれましたが、健康な私には理解できませんでした。
3年経ち、自分にがんが見つかってようやくその言葉が少しだけわかりました。
私の闘病中、彼女の存在が大きな大きな支えになりました。
今のように携帯メールなどない時代でした。その代わり何通もの手紙が届き、それはいまも大事にしまってあります。
お互いの闘病から10年以上が過ぎ、いまでは話題はコスメやオシャレ、おいしいレストランなど他愛無い事が殆どですが、いつも最後は「生かされていることへの感謝」に行き着きます。
あすが楽しみです。