若年性乳がん
2009年6月25日 8:43 PM
いま読売新聞に『約束~若年性乳がんを生きて~』という記事が連載されています。
記事を書いているのは、乳がんを経験した記者。
入社直前の23歳のときにがんが見つかり治療を受けました。
その闘病の中で、同じように若くして乳がんと向き合う患者、大原まゆさんと出会い交流が始まります。
2人で語り合った若年性乳がんのこと、いのちのこと。様々な思いを綴った記事です。
大原まゆさんは、昨年10月に愛媛で講演をしてくださいました。
自身の経験を描いた映画「Mayuーココロの星」の上映に合わせての来松でした。
あまり体調がすぐれずゆっくりしか歩けない状態でしたが、講演でのメッセージは説得力にあふれたものでした。
印象的だったのは、移動用の歩きやすい靴から、講演本番にはヒールの高いピンクの靴に履き替えていた姿です。
オシャレに敏感な26歳の女性としての姿がそこにありました。
残念ながら、大原さんは今年5月に天国へ旅立ちました。
その知らせに、松山での講演を聞いた患者さんたちには動揺が広がりました。
でも、ある患者さんがこんなメールをくれました。
「立派に生き切ったんよね。私も見習います!」と。
読売新聞の記事では、大原さんが何を考え、どう生き切ったのかの一端を知ることができます。