新型インフルエンザ報道に思うこと
2009年5月6日 8:42 PM
Uターンラッシュピークというニュースが流れています。今年は曜日の並びから超大型連休になった方も多かったようですが、カレンダーの赤い日付はきょうで終わり。日常が戻ってきます。
私も松山を離れてちょっと息抜きしてきました。昨夜戻ってぐっすり寝て、さあ始動!
あれ?これがまだだった。こっちはきょうが締切!と休んだら休んだで仕事は溜まるものです…。
カレンダーとは関係ないのが病気です。
医療者には連休は関係ないようで、次々とメールが届きます。
特に感染症対策に関わっている医療者は、日常以上の忙しさだったようです。
新型インフルエンザに関連して、一部の医療機関での診療拒否があったと報道されています。
詳細はわかりませんが、万が一の場合の風評被害を考えての診療拒否だったのかもしれません。
このところの報道はまるで魔女狩りのようです。
感染が疑われる人が運ばれた病院からの深夜の生中継、検疫の様子をセンセーショナルに伝えるレポーター。
先月の結核報道と同じ違和感を感じてしまいます。
私たちが知っておくべきは、自分がどういう行動をとればいいか?ということです。
現状での病気の特徴、住んでいる地域での相談機関、そして何より大切なのは自身の健康管理でしょう。
マスコミに踊らされて浮足立っている事の方が、よほどアブナイと私は思うのです。