仲間を探して…
2009年4月22日 9:22 PM
キッチンに立つと、どこからかいい香りが…。
ちょうど窓の向こうにお隣の庭のみかんの木があります。その花の香りでした。
我が家のみかんの花はまだ蕾。咲いたらブログに載せようと見張っています。
愛媛ではあちこちにみかん山があります。この季節は近くを通ると、甘くて爽やかな香りに包まれます。
さて、治療中のさまざまな資料をまとめている袋の中を整理していたら、古い新聞記事が出てきました。
それは、子宮がんの患者会が東京で誕生したという記事です。
ちょうど退院してすぐの頃で、その日のうちに電話をしたことを思い出しました。
患者が孤独を感じるようになるのは退院後です。入院中は仲間がいますが、家に戻れば周囲は健康人ばかり。(実際には病気を抱えている人も多いはずですが、健康に見えるのです)
なぜ自分だけ?家の中の何もかも以前と同じなのに、自分だけが変わってしまったと感じます。
私もそうでした。
そんな時は仲間が欲しくなります。
私も、新聞記事を見つけて嬉しくて電話をしたのでした。
几帳面に切り取り大事にしまっていた記事。私に希望をくれた記事でした。