NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

リレー・フォー・ライフへ向けて

2012年8月22日 10:56 PM

ブログ再開を知って声をかけてくれた方、数人。
1カ月以上も放置していたのに、飽きずにチェックしてくださっていたことに感謝です。
これからも、日々の思いを書かせていただきます。

きょうは「リレー・フォー・ライフえひめ」の実行委員会でした。
実行委員は20人を超え、準備したおやつが足りなくなるほどでした。
3年前に「松山でもリレーやりたいよね」と言って集まったのは数人。
たくさんの仲間の顔をみながら、感慨ひとしおでした。

でも、感慨に浸ってはいられません!
本番は10月13日~14日。
あと2カ月を切っています。

今年は個人での参加や初参加の方にも楽しんでいただくことを最大の目標に掲げています。

抜けているところはないか?
本当にこの計画でいいのか?
準備を進めます。

リレー・フォー・ライフえひめは、10月13日正午から14日正午まで、松山市の堀之内公園で開催します。
どうぞお気軽にご参加ください!

ファイル 946-1.jpg

 

おひさしぶりです

2012年8月21日 10:00 PM

おひさしぶりです。

完全な放置ブログになっておりました。

7月19日のお詫び記事から数えても1カ月あまり。
この間に、梅雨が明け、ロンドン五輪が始まって終わり、いつの間にか「残暑」の季節になってしまいました。

長いお休みにもかかわらず、このブログをチェックしてくださっているみなさまに、心から感謝いたします!

きょうから、また頑張って書かせていただきます。

まずは直近の活動報告から。

ファイル 945-1.jpg

昨日午前9時の銀座の風景です。
ご承知のとおり、50万人もの人が集まった銀座。
パレード2時間前には、すでに混み始めていました。

その風景を横目に見ながら、わたしは仕事へ。

ファイル 945-2.jpg

都内の、あるスタジオでの収録風景です。
これは、「がん総合相談研修プログラム策定事業」の一つであるDVDの収録です。

ピアサポーターとして心がけたいことなど、テキストを併せて使うための教材作りです。
わたしも策定委員会委員のひとりとして収録に立ち合わせていただきました。

9月30日に開催するシンポジウムで、このDVDの一部もご覧いただくことになっています。

シンポジウムについて詳しくは http://www.jcancer.jp/news/2012/20120813.html
東京と大阪2会場で開催されます。

よりよいピアサポートのために、多くのみなさんと一緒に考えたいと思います。

 

近況

2012年7月19日 11:13 PM

ご無沙汰しております。
まったく更新できず、ご心配のメールを頂戴しております。

今月上旬に悩まされた坐骨神経痛は、薬が効いて治まっています。

ただ、これまでにない忙しさが続き、更新できない状態が続いています。
あと少し踏ん張れば、楽になれるはず…。

報告すべきことはたくさんあるのに申し訳ありません。
しばらくお待ちくださいませ~。

 

調剤薬局で思う事

2012年7月7日 10:36 PM

今朝は雷と叩きつけるような雨の音で目が覚めました。
ビックリ!

先週末以来、脚の痛みで目が覚めていたのですが、ようやくその辛さから解放されつつあります。

きょうは整形外科での二度目の診察。
薬が効果があったことを伝え、同じものが処方されました。
そして、同じ調剤薬局へ。

3日前と同じ薬剤師さんが担当でした。
「どこが悪くて受診されたんですか?」

3日前にちゃんと伝えたんですけどねぇ…と思いつつ
「坐骨神経痛です」

「ああ、そうでしたね」

記録を取る様子もありません。
次に来たときも同じ質問をするんだろううなぁ。
これで「薬剤服用歴管理指導料」41点加算。

雨の中、病院を出て足を引きずりながら院外の薬局まで薬を受け取りに行くお年寄りとすれ違いながら、何とも言えず重い気分になりました。

医薬分業が目指したものは、こういうことだったんでしょうか?

 

七夕を前に

2012年7月4日 10:24 PM

きょうの松山は、激しく雨が降ったかと思えば急に日が差したり…くるくる空模様の変わる一日でした。

打ち合わせで出掛けた四国がんセンター。
ロビーには毎年恒例の笹飾りがありました。

また、仲間の事を思い出しました。
緩和ケア病棟に入院していた彼女は、短冊に『きょうも楽しく、あしたも楽しく』と書きました。

彼女は、痛み止めの注射をしていた看護師に「注射するときに、半量入れたら一呼吸置いて、それから半量入れてくれます?そのほうが楽なんです。他の患者さんも同じかもしれないから、訊いてみて」と伝えていました。
看護師は、「そういう事って患者さんに教えてもらわないとわからないんです。ありがとうございます」と言って部屋を出て行きました。

ベッドの上で自由に身動きできない状況でしたが、彼女は自分の苦痛を通して他の患者の役に立とうとしていました。

七夕が来るたびに思い出します。

 

痛い…

2012年6月29日 9:06 PM

今月最後の出張から戻りました。

今回は、がん総合相談研修プログラム運営委員会でした。

がんのピアサポートについて、どうすればより良いものに出来るかについて、医療者と患者が知恵を絞って取り組んでいます。

ところで、今週初め頃から、左足の太ももあたりに違和感があったのですが、出張に出てから次第にしびれ、痛みに変わってきました。

ん?なんだこれは??

知り合いの医師にざっと症状を伝えたところ、「坐骨神経痛かもね」とアッサリ。
「え?!何それ?どうしたらいいの?」
「まずは、すこし体を休めることだね。治まらなかったら専門医に診てもらって」

…確かにね、今月は重い荷物を引っ張ってあちこち移動しましたからね、疲れてます。正直。
休めるものなら、休みたい。
でも、休めないんだな。

痛いのはツライです。
痛みそのものもツライが、痛くて動けない歯痒さ、集中力を欠く苛立ち、もっとひどくなったらという不安、これがツライわけです。

仕方ないから、今夜は痛み止めを飲んで早く休みます。
おやすみなさい~。

 

想定外の出来事

2012年6月24日 10:09 PM

松山は雨が降り続いています。

昨日まで神戸で開かれていた緩和医療学会に参加してきました。

2日間にわたって、緩和ケアの具体的な方法や、支援の仕組みなどについての研究成果が発表されました。

学んできたことについては、日を改めてご報告します。

昨日夜、神戸から帰ってみたら…
なんと冷蔵庫が故障し、”温蔵庫”になっていました。
中のモノはほとんど全滅。
処分と、新しい冷蔵庫の発注に思わぬ時間とエネルギーを取られてしまいました。

そして、6月最終週が始まります。
1日が30時間あればいいのに…。

 

再び、大分にて

2012年6月19日 9:10 PM

再びの大分出張。
やられました、台風に。

予定では福岡空港から伊丹を経由し、松山空港へ戻る予定でしたがどちらも欠航。
あす同じルートで帰ろうと思ったら、すでに満席。
便を変えると、連絡がうまくいかない。
う~ん、どうすればいい??

とりあえず広島まで新幹線で移動し、一泊することにしました。
ところが、広島に着いてみれば雲の切れ間から日が差していました!
確認したら、松山までの高速船が運航を再開しているとのこと。
やった~~~。

そんなわけで9時間かけて無事辿り着きました。

ところで、今回の出張は、「女性のためのがんセミナー」でお話をさせていただくためでした。
特にきょうは大雨で心配されたのですが、予約してくださっていた方のほとんどがご参加でした。
とても熱心に聞いていただきました。

がん検診に行ってみよう
万が一の時には相談できるところがあるんだ
科学的根拠のある情報が大事なんだ

そんな事を、今夜ご家族と一緒に話し合っていただけたら、幸いだと思っています。

 

仲間からのことば

2012年6月17日 10:17 PM

きょうは、一歩も家の外に出ずひたすらパソコンに向かっていました。
今週末の学会用の資料作りです。
旅立った仲間から託されたメッセージを、どうすれば医療者に伝えられるか?
病室で交わされた会話の記録を引っ張り出し、頭をひねっています。

さて、久しぶりに会員専用掲示板にすいぎゅうさんから書き込みがありました。
「障害年金」について、ご自身の経験を今後書いてくださるとのお知らせでした。

会員のみなさんは是非お読みください!

 

13年前の記憶

2012年6月14日 9:45 PM

小さな子どもが脳死判定を受け、臓器提供のための手続きに入ったというニュースが流れています。
ご家族は「息子を誇りに思っている」というコメントを出したそうです。

このニュースを聴いて、13年前のことを思い出しました。

わたしが手術を受けた年、1999年のクリスマス。
アメリカで心臓の移植手術を受ける女性のことを知りました。
多額の費用が必要とのことで、わずかばかり寄附をしました。

渡米から待機、手術、回復へ至るまでのすべてが、本人と支援者によってWEBで報告されていました。
移植後には一時厳しい状況に陥りましたが、その後持ち直し無事帰国したところでWEBによる報告は閉じられました。

当時がんの治療を続けていたわたしは、日本で十分な治療を受けられていることに改めて感謝すると共に、費用の心配をしながら海外へ行って治療を受けなければならない患者がいることに胸が痛みました。

あの移植を受けた女性は、その後どうしているのでしょう。
きっと元気になって、どこかで笑顔で暮らしている…そう信じます。

あす移植手術を受けるすべての子どもたちが、いのちを受け継いで元気に成長してくれるように祈ります。
治療に関わるすべての医療者のためにも、祈ります。

 

 
ページトップに戻る