NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

悲しみを超えて

2009年12月19日 9:20 PM

きょうも風の冷たい一日でした。

愛媛県から委託を受けて実施しているピアサポーター養成セミナーの3回目、きょうは松山会場での開催でした。
参加者は25人。
中に、松葉杖をついた方の姿が!
足を骨折されて、手術のため月曜から入院予定だそうです。
それでも、是非勉強したかったからと言って会場までの階段を上がって参加してくださいました。

今回のセミナーは、患者としてあるいは家族として病気と向き合った経験のある方だけを対象としています。
きょう参加の25人の方全員が、それぞれに辛く悲しい経験をお持ちです。
セミナー受講後、ほとんどの方がピアサポーターとして今後活動をしたいと希望してくださいました。

悲しみを超えて立ち上がっていく姿は、これから病気に向き合う人たちをきっと勇気づけてくれることと思います。

 

寒い!

2009年12月18日 9:16 PM

スーパーでかぼちゃとゆずが並んでいました。
22日は冬至なんですね。
それにしても!突然の寒波襲来。
寒さに対して極端に弱い私には辛過ぎます。

この冷え性改善のためには血行をよくするしかないとスポーツジムに入会しているのですが、ここ2か月行ってません。
決してサボったわけではなく、行けなかったのです!

あさっての「家族塾」が終わって、21日締切の原稿を提出すれば年内の山は越せるはず。
来週からは頑張ってジムに通うことにします。

そんなわけで山を超せばもう年の瀬。
年が明ければ年度末へ向けて何かと追い込みに入るせいか、ここ数日で来年3月までのいろいろな予定が入ってきています。
このセミナーの頃には暖かくなってるかなぁ…とそんなことを思いながら3月の予定を書き込みました。

 

元気の出る歌は?

2009年12月17日 10:47 PM

会員専用掲示板で、元気の出る歌を募集中です!
会員の方は是非書き込みをお願いいたします。

私の元気の出る歌は、ドリカムの『何度でも』です。
 ♪こみあげてくる涙を何回拭いたら
  伝えたいことばは届くだろう
  …
  何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ
  きみの名前 声が嗄れるまで
  
  落ち込んで ヤル気ももう底ついて 頑張れないときにも
  きみを思い出すよ
  10000回ダメで へとへとになっても
  10001回目は何か変わるかもしれない

この中の「きみ」は私にとっては、先に天国へ行った仲間たちです。
よし♡ちゃん、めぐちゃん…
病気から逃げないで立派に向き合って生き抜いた仲間たちが力をくれます。

今夜はずいぶん冷え込んでいます。
松山もあすは雪だそうです。
♪雪やこんこん あられやこんこん
 降っても降ってもまだ降りやまぬ
…我が家のネコはホットカーペットの上で丸くなっています。

 

締切

2009年12月16日 8:47 PM

急に冷え込みが厳しくなりました。
北の方では本格的な雪だとか。
そういえば、昨日秋田の仲間から電話があり「積もってるよぉ」と言っていましたが、きょうはいったいどのくらいになったのでしょう?

きょうは一歩も家を出ませんでした。
寒いからではなく、原稿書きに集中していたからです。
21日の締切は刻々と迫るのに、言葉は浮かばず…。
あ~もっと早く取り組めばよかったと、8月30日の小学生のような気分です。

そんなわけで、時間を惜しんでマス目を埋めなければならないので今夜はこの辺で。

 

あたたかな荷物

2009年12月15日 11:19 PM

荷物が届きました。
開けてみるとふわ~っと甘くいい香り。
中に入っていたのは…
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リンゴ、100%リンゴジュース、ココアそして真ん中のビニールに入っているのは生姜の砂糖漬けです。

送ってくださったのはTさん。
1ヶ月前に乳がんの手術を受けたばかりです。
まだ傷が少し痛むとお手紙にも書いてありました。
その痛みをおして荷物を整え発送してくださったことを思うと嬉しくて有難くて…。

毎日ブログを読んでくださっているそうなので、先日の発熱騒動を心配して送ってくださったのだと思います。
ありがとうございました。

いろんな痛みを味わってきたTさん。
だからこそ、他人の痛みにも敏感なんですね。
そのお心遣いが、生姜の砂糖漬けのように、甘く内側からぽかぽかと温めてくれました。
感謝!

 

笑顔

2009年12月14日 11:53 PM

最近お世話になっている、松山市内のある印刷会社。
受付の女性の笑顔にいつも癒されます。

きょうも、出来あがった印刷物を取りに行くと車を停めている間に既に台車で運び出してくださっていました。
彼女の仕事ではないと思うのですが、荷物の積み込みを手伝ってくださいました。
そして満面の、しかも自然な笑顔で「お気をつけて!」と送り出してもらうと、なんだか元気が湧いてくるよう。

笑顔のチカラというのは大きいですね。
私もこんなふうでありたいと願いつつ鏡に向って…。
う~ん、修行が足りません!

 

新居浜へ

2009年12月13日 10:18 PM

きょうは新居浜へ行ってきました。
県からの委託事業で実施させていただいている『ピアサポーター養成セミナー』を新居浜ウイメンズプラザで開催してきました。

前回の今治会場同様に、参加してくださった皆さんがとても熱心で、新居浜でも新しい取り組みが出来るのではないかと期待が持てます。

ご協力くださった住友別子病院の方々とは、昨日の宇和島でもご一緒でした。
事前の告知からとても熱心に取り組んでくださり、きょうの会場設営、後始末に至るまで細かな配慮をいただきました。
週末、お休みなしでの活動です。
患者さんやご家族のみなさんのために!という思いがあるからこそです。
心から感謝です。

きょう参加してくださったみなさんも、病院の関係者のみなさんも思いは同じはずです。
「がんに向き合う患者さんやご家族を支えたい」
ご一緒にがんばりましょう!

 

宇和島へ

2009年12月12日 8:56 PM

アンパンマン列車に乗って宇和島へ行ってきました。
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目的地は市立宇和島病院です。
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こんな立派な病院に生まれ変わっていてビックリです。
まるでドラマの中に出てくる病院のようです。

きょうは、ここで愛媛県がん診療連携協議会が開かれました。
この協議会は、県内のがん診療連携拠点病院などの関係者が、がん診療に関わる情報交換や医療の質の向上などに向けて協議を行うものです。
今回は、120人余りが参加していました。

緩和ケアへの取り組みや、がん登録、地域連携パス、化学療法についてなどのテーマごとに討議が行われました。

こうした会議に出るたびに、どの施設の担当者も足りないヒト・カネ・モノの中で、懸命に取り組んでいることがよくわかります。
どうにかして患者・家族を支えたいと知恵を絞っています。
でも、現実は…。

患者のhappyと医療者のhappyが両立するという当たり前のがん医療を実現することの難しさを実感し、うなだれ、でも、それでも諦めないで一歩ずつと思いを新たにした一日でした。

 

黄信号

2009年12月11日 9:22 PM

昨日午後、母の見舞いから帰る途中吐き気がしてきました。
何とか昼食を取ったものの吐き気は治まらず、そのうち悪寒も。
幸い午後は人と会う約束もなかったので布団にもぐりこみましたが悪寒はひどくなるばかり。
夕方起き上がって熱を測ると38.4℃!
急な発熱は…もしかしてインフルエンザ?!

内科医をしている友人にメールをして「早く受診した方がいい?葛根湯飲んで寝てた方がいい?」と尋ねると「葛根湯飲んで暖かくして水分取って寝てなさい。あす朝まだ熱があれば受診を」との返事でした。

確か、新型インフルエンザ流行のニュースが流れ始めた頃に、このブログでの中で『いざという時にどういう対処をすべきか、それぞれで確認を』とエラそうなことを書いたのは私だったのですが、自分がこの始末。情けないことです。

果たして、言いつけを守って12時間も寝ると熱は37℃台まで下がり午後にはすっかり元気になりました。

どうやら疲れだったようです。
私の場合は、疲れがたまると熱という黄信号を体が発信してくれるようです。
「ちょっとしんどいみたい」という感覚的なものではなく「38℃」というわかりやすいデータで発信してくれると、休まざるを得ません。

10年前、がんが見つかる前にも体は黄信号を発し続けてくれていたのに私は無視してしまいました。
二度と失敗しない!と誓ったはずなのに、つい目の前の仕事や約束を優先してしまっています。
あの頃より10も歳を取ったのですから黄信号に鈍感になっているかもしれません。
自分の体にもっと注意深くならなければと、反省。

 

ことばの力

2009年12月9日 8:31 PM

PCで「えびでんす」と入力し変換すると…「海老でんす」
笑えました。

そういえば、もうずいぶん前に、永六輔さんがこんな事を書いていらっしゃいました。
「癌って響きがよくない。たとえば”ぽん”だと印象が違ってくる。肺ぽん、肝臓ぽん。そう言われると気分が違うんじゃないか」
こんな内容だったと記憶しています。
身内にがん患者がいる永六輔さんだからこその発想です。

ことばの力ってありますよね。

さて、一昨日ベテル病院のクリスマス礼拝に参加してきました。
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ベテル病院は愛媛で初めての緩和ケア病棟を開設しました。
現在は病棟での看護に加えてがん患者の在宅医療にも力を入れています。
そうした取り組みを紹介するDVDを作成することになり、そのお手伝いをしています。
クリスマス礼拝の様子もDVDに収めるためカメラマンと一緒に参加したのです。

チャペルでの礼拝の後はキャロリングです。
職員やボランティアが賛美歌を歌いながらすべての病室をまわりプレゼントを手渡していきます。
 ♪もろびとこぞりて 迎えまつれ…
なじみ深いクリスマスソングの歌詞が院内に響きます。
宗教的な歌詞の意味の理解は別としても、クリスマスの歌には気持ちを浮き立たせてくれるものがあります。
とてもあたたかな雰囲気が広がっていきました。

ことばには力があります。

 

 
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