NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

緊急のお知らせ!

2011年4月12日 9:36 AM

使わなくなったウイッグや帽子はありませんか?
被災地域で暮らす患者さんのために譲っていただけませんか?

このたび、乳がん経験者や医師などの有志により、被災地域で暮らすがん患者さんのために物資を提供する活動が始まりました。

詳しくは http://jcan.e-ryouiku.net/oneworld.html

第一弾は、16日(土)が締め切りです。
愛媛から発送する場合は、ちょっと急ぐ必要があります。

言わすもがなですが、ウイッグも帽子も清潔で手入れされたものをお願いします。

よろしくお願いします。

 

ひと月

2011年4月11日 10:58 PM

震災からひと月が経ちました。

きょうも大きな余震がありました。

昨日、一昨日と東京出張だったのですがその間にも2回揺れを感じました。
全身に電気が流れるような緊張感。

被災地域に住む方々のお気持ちは、どんなに想像しても報道を見ても、決して理解できるものではありません。
理解できない苦しみを負って現在を生きている方々がいることを、心に刻み続けること。
それが、いまの私に出来ること。

 

勇気と希望

2011年4月8日 10:10 PM

満開の桜に雨の降る夜です。

きょうは、大学病院での患者サロンの日でした。
少人数ですが、それぞれの語り合いの中でお互いが勇気と希望を得られるひとときでした。
感謝。

さて、すい臓がんの治療についてです。
患者・家族の支援をしているNPO法人パンキャンジャパンでは、現在治療薬の早期承認を求めて署名活動を行っています。
詳しくはhttp://pancan.jp/content/view/375/1/

現在、すい臓がん治療に承認されている薬はわずか2種類です。
患者・家族の勇気と希望につながるために、私たちに出来ることは?

 

笑顔

2011年4月7日 10:22 PM

きょうは愛媛大学病院で看護師のみなさんを対象とした研修をさせていただきました。

大学病院では、4月から新しい取り組みが始まりました。
「がん総合相談ケアセンター」の開設です。
がんに向き合う人の相談に総合的に対応し、入院前から退院後までその人らしい生活を支えようという目的です。

病気治療のための入院の際に、必ず一度はこのケアセンターに足を運んでもらい、何でも相談できる場所として認識してもらうことが診療の流れの中に組み込まれました。

その流れの中で、患者に聞き取り調査をする場面を想定してコミュニケーションをどう取るか?について考える研修です。

おれんじの会副理事長の宮内美奈子さんを講師に、態度、表情、声音など”非言語”でのコミュニケーションの大切さをお伝えしました。
「何を言ったか?」ではなく「どう言ったか?」

この中で気になったのは笑顔でした。
きょう参加していた方はみなさん笑顔がステキでした。
看護師さんの笑顔は大きなチカラになります。
同じ言葉でも違って聞こえるものです。
きょうの研修が、今後の取り組みの役に立つことを願っています。

さて、先程テレビで伝えられていたのも笑顔に関する話題でした。

震災の避難所で暮らしている93歳の女性。
そのとびきりの笑顔が、周囲の人を励まし癒しているというニュースでした。

津波ですべてを失ったにもかかわらず、とびきりの笑顔。
こちらまで思わず笑顔になりました。

笑顔のチカラ。

 

つながってる

2011年4月6日 11:01 AM

春本番のぽかぽか陽気です。
気持ちもぽかぽかするような話題を見つけました。

もうご存知の方も多いでしょうが、九州新幹線のコマーシャルです。
http://www.youtube.com/watch?v=UNbJzCFgjnU

開業に合わせて制作されたものですが、現在は放映は自粛されているようです。
でもネットの中でじわじわと人気上昇中!

人の気持ちってつながれるんだなぁと実感します。

いつか、全国をつないで「がんばろう日本」バージョンができればいいのに。

その時は、新幹線の走ってない四国も仲間に入れてもらわなければ!

音楽は桑田佳祐さんの「それゆけBaby」!
http://www.dailymotion.com/video/xgcvud_yyyy-yy_music

 

例会の二次会?!

2011年4月4日 10:31 PM

庭のモクレンの花が終わり、追いかけるように新芽が伸び始めています。
風はまだ冷たさが残っていますが、春はスキップしながら近づいてきているようです。

昨日の例会に久しぶりに参加した方からメールが届きました。
例会が終わった後、一緒に参加していた人たちからお茶に誘われたそうです。
二次会?!
楽しかった!とのメールに、何だかこちらまで嬉しくなりました。

会の活動も丸3年になり、仲の良い仲間で例会以外にも一緒に出掛けたりしているようです。
例会そのものより、楽しそうな雰囲気…。

参加当初は泣いてばかりいた人が、他の誰かの涙にそっと寄りそったり、家族として右往左往した経験が、後に続く同じ境遇の家族に情報を伝えたり。

これこそ、患者会のチカラです!
おれんじの会を立ち上げてよかった、とようやく思えるようになった4回目の春です。

 

主治医とは?

2011年4月3日 10:00 PM

きょうは4月例会でした。
参加者は23人。
初参加の方が3人で、そのうちの1人は医学部の学生でした。

全員で近況報告をした後、医療者や周囲の人からかけられて嬉しかった言葉、逆に辛かった経験などを語り合いました。

退院が決まったときに主治医から「よかったね、おめでとう」と言われてとても嬉しかったこと。

入院中、不調が続いたときに「自律神経がおかしくなってるんじゃないの?!」との看護師の一言に深く傷ついた経験。

いろいろな経験が語られました。

その中で特に気になったことがありました。
主治医とはどういう存在か?ということです。

ずっとパソコンに向かったままで一度も患者を見ようとしない医師。
治療途中での主治医の交代。
検査データの結果を伝えるだけの診察。

医療現場の忙しさ、人手不足による疲弊は理解できます。
でも、患者にとっていのちのかかるがん治療の場では、主治医が頼りなのです。

データでなく「わたし」の病気、「わたし」の背景、「わたし」のこれからの人生。
それを一緒に考えてほしいと願うのは当然です。

がん医療の場では、連携への取り組みが本格化しています。
大きな検査や手術などは拠点病院で、その後の経過は地域の医療機関で、という仕組みです。
「複数の主治医をもつ」ことも連携の長所だと専門家は言いますが、果たしてその「主治医」とは「わたし」をみてくれるのか?

主治医とは?

 

バランス

2011年4月2日 9:48 PM

きょうもポカポカ陽気でした。
この暖かさを東北に届けてあげたい…。

あすは、おれんじの会例会です。
交流会です。
仲間と一緒に自由に語り合える場です。
初めての方も遠慮せずご参加ください。

あす(3日)午後1時30分~ 愛媛県総合保健協会(松山市味酒町)
お待ちしています。

さて、お恥ずかしい話をひとつ。
ほぼ1年ぶりにスポーツジムへ行きました。
久しぶりにもかかわらずそれなりに身体が動くなぁと油断したのがいけませんでした。

バランスを崩してマシンから落下。
ひやぁ恥ずかしい!
穴があったら入りたいとはこのことです……。

おかげさまで捻挫などにはなりませんでしたが、手首を強打したのかちょっと痛みます。

身体のバランスはもちろんのこと、仕事と休みのバランスそのものの歪みが影響してきているようです。
45歳。
外見は誤魔化せても、無理は禁物!
いいクスリになりました。

 

道案内

2011年4月1日 9:58 PM

春本番を思わせる陽気でした。
松山では桜の開花が進みました。

全国的には花見の自粛ムードが広がっているようですが、鹿児島の仲間からは患者会でのお花見の便りが届きました。
私たち患者・家族にとって、「また来年」というわけにはいかないのです。
年に一度、わずかな間しか見られない桜は特別な花です。

さて、大阪の仲間からの情報提供です。
がんと向き合う患者・家族の「道案内」を目指すサイトを開設したそうです。
題して『大阪がんええナビ』
http://www.osaka-anavi.jp/

実にさまざまな情報が掲載されています。
がん経験者が加入できる生命保険などの情報もあります。
自分たちの経験をもとに作られたサイトです。
ご参考になさってください。

 

 
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