半年
2011年9月11日 10:30 PM
出張中の頭痛について、みなさんからご心配をいただきました。
スミマセン。
すっかり治って、出張も全日程をこなし戻ってきています。
さて、あの大震災の日から半年。
ちょうど日曜ということもあるのでしょうか、NHKではいくつもの番組で現在の被災地の様子を伝えていました。
阪神大震災の被災者から、「家を建て直せたのは8年後でした」というメッセージが寄せられていました。
きっと、こういう事が目標になり励みになるんじゃないでしょうか?
先に小さな明かりさえ見えない暗闇を進むときに、その先を歩いた人の言葉は杖になるのだと思います。
感激のひととき
2011年9月8日 8:37 PM
明け方、頭の痛さで目が覚めました。
ゴソゴソ起きだしてクスリを飲みましたが、横になっても治まりません。
クスリを飲むタイミングが遅れたせいか、1時間ほど七転八倒してようやくうつらうつらできました。
暗闇の中で感じる痛みは、昼間の何倍も不安になりますね。
朝起きてもスッキリしなかったのですが、きょうは仕事前にどうしても出かけたいところがありました。
画家 中川一政さんの展覧会です。
出張先の名古屋のデパートで開催されていることを偶然知ったのです。
中川一政さんは、向田邦子さんの本を通して知りました。
大好きな向田邦子さん。
向田さんの本の中に、中川さんの作品の前で撮られている写真があります。
その作品は、文字と絵で構成されています。
「もう我は駄目だと思ふ時もある やってゆかうといふ時もある」
直木賞を受賞し、次々にヒット作を生み出していた向田さんが、どんな思いでこの作品を選んだのか。
とても気になり、そして私自身もずっと心の中で大事にしてきたことばです。
もしかすると、展覧会の会場にこの作品もあるのではないかと、頭痛をおして行った会場に、その作品がありました!
かごしま近代文学館蔵とありましたので、向田さんの手元にあったものに間違いないと思われます。
しばらく作品の前から動けませんでした。
向田さんは乳がんを経験しています。
手術後、右手で文字が書けなくなり左手で原稿を書いていた時期があったそうです。
30年以上前のことですから、再発の不安も大きかったことと思います。
その向田さんが飛行機事故で亡くなったのは30年前の夏でした。
向田さんが眺めた作品を、この目で見ることのできた感激のひとときでした。
母子で語り合うのは難しい?
伊勢市へ行ってきました。
地理音痴な私は、あの伊勢神宮と伊勢市が結びつかず、出発数日前になってようやく気付いたという始末。
残念ながら、時間がなくて入口まで行っただけでしたが、やはり何か人の心を鎮めてくれるパワーがあるような気がします。
最近、女性を対象に子宮頚がんの話をさせていただく機会が増えています。
そこでよく訊かれるのが、「娘にワクチンを打たせた方がいいでしょうか?」という質問です。
私の答えは「ワクチンという部分だけ切り取って考えないで、娘さんの人生、お母さんの人生、どうやっていのちに向き合っていくかをよく話し合うところからスタートした方がいいのではないでしょうか?」と申し上げています。
ほとんどのお母さんは、この答にがっかりされます。
ワクチン接種に対してのyes、noの答えがほしいんですよね。
そして、思春期を迎えている娘さんと、面と向かっていのちの話をするのが難しいのが現実なのでしょう。
子どものいない私が言っていることは理想論なのかもしれません。
でも、やはりワクチン接種に簡単に逃げないで、女性のカラダのことやいのちの事に一緒に向き合って、そのうえで選択してほしいと思うのです。
国民の健康とタバコ
2011年9月5日 10:22 PM
松山は涼しい夜を迎えています。
昨夜も夜中に気温が下がり、慌てて少し厚手のパジャマに着替えました。
あす朝はもっと気温が下がるそうです。
風邪をひかないように気をつけなければいけませんね。
さて、きょうは久しぶりにニュースを見ながら拍手喝さい!
小宮山厚労大臣の、タバコに関する記者会見の模様です。
http://www.youtube.com/watch?v=0QrP1RfRVcs
タバコの所管官庁を厚労省へ移すという発言。
「国民の健康の観点から考えるべき」というご意見はごもっともです。
あすは例会
2011年9月3日 11:02 PM
台風の雨と風はおさまってきました。
あすは9月例会です。
自由に語り合う交流会です。
初めての方も参加できますので、お気軽にお越しください。
午後1時30分から、松山市味酒町の愛媛県総合保健協会が会場です。
あすは、1カ月後に迫ったリレーフォーライフについても話し合う予定です。
お待ちしています。