がんと食事
2012年8月30日 9:12 PM
わたしの定番朝食です。
パンは、育ての母が焼いたもの。
そして青汁。
青汁は、生産農家の名前も顔もわかっている安心の商品。
通販で見つけたものです。
出張の多いわたしは、家にいる時には出来る限り野菜を取り規則正しい食生活を心掛けています。
そういえば、病気がわかったときに自分の食生活を徹底的に改善したことがありました。
野菜はすべて有機。
調味料も原材料をチェックして、添加物を可能な限り排除することに取り組みました。
あまりに頑張りすぎて、買い物に時間がかかり、経費もかさみ、何より精神的にだんだんとくたびれてしまいました。
結局長続きはしませんでした。
患者さんやご家族からのお話の中で、必ずと言っていいほど出てくるのが食事の話です。
中には極端な食事療法に傾倒して、結果として全身状況を悪化させてしまった例も聞きました。
最近は、がん診療連携拠点病院の相談窓口では、栄養士が相談に乗ってくれるところも増えています。
栄養の点からはもちろんですが、おいしく食べるコツや口内炎などの副作用対策なども教えてもらえます。
病気の事がわかったうえで、科学的根拠に基づいた情報を取り入れることは、食事面でも大事だと思います。
食事で悩んでいるときには、病院の栄養士にご相談してみてはどうでしょうか?
家族性腫瘍について
2012年8月28日 9:51 PM
相変わらずの残暑の中、デパートへ行ったらオシャレな店員さんはブーツを履いて、首元にはファー(=毛皮)!
いくらなんでも、それは暑いでしょう。
…こんなことを去年もこの時期に書いた気がします。
オシャレは我慢?
さて、次の日曜はおれんじの会の例会です。
今回は勉強会。
テーマは『家族性腫瘍』です。
がん家系って本当にあるの?
がんは遺伝する?
おれんじの会へのご相談の中でもよくある質問です。
科学的に解明されている情報を、四国がんセンターの遺伝カウンセラー金子景香さんにお話いただきます。
9月2日(日)午後1時30分~
愛媛県総合保健協会 9階会議室
会員は無料、会員でない方は資料代として500円が必要です。
心に響いた一言
2012年8月27日 10:43 PM
13年前、手術前日に担当の看護師が言ってくれたことば。
「がんが憎いよ」
子宮を摘出することになった33歳の患者(=わたし)を思って言ってくれたひとことでした。
手術だけで治療が終わると思っていたそのときのわたしにはピンときませんでしたが、
後に抗がん剤治療で心身ともにボロボロになったとき、
そう言わざるを得なかったベテラン看護師の気持ちを思い知りました。
いま、がん患者、家族を対象に『私の心に響いた一言』の募集が行われています。
詳しくは、がんを語り合う広場 http://www.oncology-community.com/index.html をご覧ください。
女性のがん対策
2012年8月26日 9:02 PM
ひさしぶりの休日。
暑さで目が覚めるまで、8時間。
朝食食べて、また横になって3時間。
夕方からは、この夏に少しずつ取り組んでいる”断捨離”の続きをして、あ~スッキリ。
やはり、休日というのは大事です。
次の休日は…。
ちょっと遠いなぁ。
7月に甲府市で開かれた子宮頚がんんセミナーの記事です。
わたしもセミナーでお話をさせていただきました。
山梨日日新聞社は、以前から子宮頚がんの啓発に取り組んできた実績があります。
患者会や医療者、行政の取り組みと、それに地元マスコミの後押しなどもあって、「山梨県がん対策推進条例」には女性特有のがんへの対策が盛り込まれています。
これは全国的にも珍しいことです。
条例は http://www.pref.yamanashi.jp/gikaisom/h24_2gann_jourei.html
こちらからご覧になれます。
南予にて
2012年8月25日 9:35 PM
枕を変えて一晩。
4時間ほどの睡眠時間しか取れなかったのですが、スッキリ目覚めた…ような気がします。
これはいいかも。
きょうは、愛媛県の南部、南予地方を回ってきました。
午前中は市立宇和島病院の市民公開講座でした。
今回のテーマは乳がん。
おれんじの会の仲間が自分の経験を語りました。
突然の告知、厳しい治療。
それを支えてくれた家族。
そして、後に続く患者のために取り組んでいるピアサポート活動の話など、やはり当事者の声は強く伝わったようでした。
その後、専門医である埼玉医大の佐伯先生のご講演を聞いてから次の目的地、大洲の喜多医師会病院へ。
この地域で取り組まれている在宅緩和ケアモデル事業の検討会に参加してきました。
ほとんどの週末、県内でもかならずどこかで勉強会が開かれています。
来週は済生会今治病院の市民公開講座です。
9月1日(土)午後2時から 今治国際ホテル
テーマは「放射線治療」です。
どなたでも自由に参加できます。
詳しくは http://www.imabari.saiseikai.or.jp/uploaded/life/328_293_misc.pdf
あすはひさしぶりに何の予定もありません。
目覚ましをかけずに寝られる幸せ♪
眠り
2012年8月24日 11:01 PM
厳しい残暑が続いています。
わたしの周囲でも体調を崩す人が出てきています。
健康のためには、よい眠り。
以前から気になっていたのですが、ちょっと高価で迷っていました。
でも、ここのところの肩こりに耐えかね思い切って買ってみました。
さて寝心地はどうかな?
ご報告はまた明日!
普通の生活
2012年8月23日 10:43 PM
うまくいかない事が続き、ちょっと下向き気分になっていたところ1通のメールが届きました。
「1999年かな、13年前の今日 抗がん剤治療がスタートした。
辛く長い治療期間でしたね
だから今、一生懸命出来る事をしているのでしょうが」
そう、8月23日に最初の治療が始まりました。
あさ9時から点滴が始まり、その日のすべての治療が終わったのは夜中の2時でした。
それから4年に及ぶ治療生活でした。
望んだのは「普通の生活」。
自宅で暮らし、仕事をし、テレビのニュースに文句を言い…。
そうだった。
あんなに望んだ「普通の生活」を手に入れてるじゃないかと気付かせてくれたメールでした。
リレー・フォー・ライフへ向けて
2012年8月22日 10:56 PM
ブログ再開を知って声をかけてくれた方、数人。
1カ月以上も放置していたのに、飽きずにチェックしてくださっていたことに感謝です。
これからも、日々の思いを書かせていただきます。
きょうは「リレー・フォー・ライフえひめ」の実行委員会でした。
実行委員は20人を超え、準備したおやつが足りなくなるほどでした。
3年前に「松山でもリレーやりたいよね」と言って集まったのは数人。
たくさんの仲間の顔をみながら、感慨ひとしおでした。
でも、感慨に浸ってはいられません!
本番は10月13日~14日。
あと2カ月を切っています。
今年は個人での参加や初参加の方にも楽しんでいただくことを最大の目標に掲げています。
抜けているところはないか?
本当にこの計画でいいのか?
準備を進めます。
リレー・フォー・ライフえひめは、10月13日正午から14日正午まで、松山市の堀之内公園で開催します。
どうぞお気軽にご参加ください!
おひさしぶりです
2012年8月21日 10:00 PM
おひさしぶりです。
完全な放置ブログになっておりました。
7月19日のお詫び記事から数えても1カ月あまり。
この間に、梅雨が明け、ロンドン五輪が始まって終わり、いつの間にか「残暑」の季節になってしまいました。
長いお休みにもかかわらず、このブログをチェックしてくださっているみなさまに、心から感謝いたします!
きょうから、また頑張って書かせていただきます。
まずは直近の活動報告から。
昨日午前9時の銀座の風景です。
ご承知のとおり、50万人もの人が集まった銀座。
パレード2時間前には、すでに混み始めていました。
その風景を横目に見ながら、わたしは仕事へ。
都内の、あるスタジオでの収録風景です。
これは、「がん総合相談研修プログラム策定事業」の一つであるDVDの収録です。
ピアサポーターとして心がけたいことなど、テキストを併せて使うための教材作りです。
わたしも策定委員会委員のひとりとして収録に立ち合わせていただきました。
9月30日に開催するシンポジウムで、このDVDの一部もご覧いただくことになっています。
シンポジウムについて詳しくは http://www.jcancer.jp/news/2012/20120813.html
東京と大阪2会場で開催されます。
よりよいピアサポートのために、多くのみなさんと一緒に考えたいと思います。
近況
2012年7月19日 11:13 PM
ご無沙汰しております。
まったく更新できず、ご心配のメールを頂戴しております。
今月上旬に悩まされた坐骨神経痛は、薬が効いて治まっています。
ただ、これまでにない忙しさが続き、更新できない状態が続いています。
あと少し踏ん張れば、楽になれるはず…。
報告すべきことはたくさんあるのに申し訳ありません。
しばらくお待ちくださいませ~。